2021年07月28日東京五輪組織委員会“弁当廃棄”問題、食品ロス認め謝罪

 東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会が、多くの会場で食品ロスがあったことを認め謝罪した。7月24日放送の「報道特集」で、国立競技場の会場運営にあたるボランティアらのために用意されたおにぎりや弁当など、1日当たり数千食分が消費期限の切れる前に廃棄される様子を報じた。大会組織委員会は、「多くの会場で食品ロスが生じていた」と事実を認め、謝罪。「複数の会場において、食料の余剰があった。職員はすべて消費するに至らず、それがフードロスの発生の一因となった」(大会組織委員会 高谷正哲スポークスパーソン)と説明。23日に開会式が行われた国立競技場では、およそ4000食の食品ロスが発生していた。大会組織委員会は今週から、発注量の適正化を始めているとしているが、食品ロスは、大会組織委員会がうたっている“持続可能性に配慮した食材の調達”に反する行動ではないかと批判が上がっている。

 記者会見場に入室の際、高谷正哲スポークスパーソンは、ポケットに右手を入れたまま入ってきた。国民に謝罪や説明をする姿勢ではない。仮にも、主催者を代表して出席した者だったはずだが、素直に謝罪するのではなく、この手によくある“言い訳”がついていた。誰のために、誰に向けた謝罪と説明だったのだろうか。甚だ疑問である。ここにもまた驕りと勘違いと保身が見て取れた。