機密情報漏えいで元社員逮捕 ソフトバンク
ソフトバンクは、元社員・荒木豊容疑者が不正競争防止法違反の疑いで警視庁に逮捕されたと発表。
荒木容疑者は2019年2月18日、営業や業務に関する機密情報(営業情報や通信設備の構築業務に関する作業手順書など)2点を無断で持ち出した疑い。ソフトバンクは「当該社員は機密性の高い情報へのアクセス権限を持っていなかった。持ち出された文書は機密性が低い」と説明しており、ユーザーの個人情報や取引先の情報などの情報は流出していないとしている。
同容疑者は在日ロシア通商代表部の職員に情報を渡したとみられ、警視庁がロシア人男性2人に出頭を求めている。
事件の発覚を受けソフトバンクは昨年12月中旬に荒木容疑者を既に解雇している。