着服で懲戒免職 奈良市役所係長
奈良市保護2課の男性係長が、生活保護受給者への無利子貸付金としてプールしている「市民生金庫」の口座から約200万円を着服したとして、懲戒免職処分となったと奈良市が発表。奈良署に刑事告訴した。
この係長は金庫を一人で管理しており、2014年4月から2017年6月の3年間、現金を着服。報告書には虚偽の残高を記載していた。さらに、この係長の上司にあたる職員は、2017年6月の段階で着服の事実を確認していたが、担当部長には不正なしと報告していた。
今年6月内部通報で隠ぺいが発覚した。