三菱電機を提訴 自殺した新入社員の両親
三菱電機に昨年(2016年)に新入社員として入社した男性が自殺したのは、職場の上司や先輩から受けたいじめなどが原因として、この男性の両親が約1億1800万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴。
訴状によると、男性は大学院の博士前期課程を経て2016年4月に入社。6月に同社通信機製作所に配属されたが、11月中旬に兵庫県内で自ら命を絶った。
両親は近く労災申請もする方針。両親は男性の自殺の原因究明や謝罪を求めたが、同社は「人格否定やいじめのような発言をした事実はなかった」などと回答していた。