アウディ日本法人 日本向け車に検査不正
アウディ日本法人は、新車の排ガスや燃費性能を調べる検査で、本来は無効とすべきデータを有効とする不正が37台で確認されたと国土交通省に報告。
出荷前の自動車の検査不正で、輸入車メーカーの不正が見つかったのは初めてである。
不正が確認されたのは、ドイツの3工場で2014年7月から2018年7月に、日本への輸出向けに実施された検査。排ガスデータを測定する際に車を走らせる速度が日本のルールから外れていた。
検査条件を満たさなければデータを無効にして再検査をする必要があるが、手動でデータをシステムに送る際、「無効」というボタンを選択していなかった事例があった。