音声データを改ざん りらいあコミュニケーションズ
東京電力ホールディングス子会社の東京電力エナジーパートナーから電話勧誘業務を請け負った企業が、顧客との会話を録音した音声データを改ざんおよび捏造していた。東京電力ホールディングスが明らかにした。顧客の同意を得ずに契約を切り替えた疑いのある案件もあるという。
不正を行ったのは、りらいあコミュニケーションズ。今年1月に内部通報で発覚。電力・ガスの小売り販売の勧誘業務で2019年3月~12月に提出があった71件の音声データのうち44件で不正を確認。顧客とのやりとりの一部を削除したり、顧客に成り済まして会話を偽造したりしていた。